画像:軽井沢レイクガーデン
Part.1
軽井沢、この町には特別の思いがあります。
懐かしさと言う感覚と、何か切ないような郷愁と共に、この地に対する妙な憧れが湧いてきます。
理由は、高校生の頃、堀辰雄文学を読み耽っていて、美しい村、大和路・信濃路などの作品を通して、学生の頃から一人で旅に行くという習慣が出来上がった経緯もあり、それ以来、自分の中では軽井沢という場所はとても大切な場所になっています。
家族と来たり、大体は一人が多いけど、20回くらいは訪れていると思います。
今回は家族で来ましたが、途中は別々行動もあり、それがまた我が家の特色でまた良いところでもあるのですが、一泊二日の旅でした。
まず向かったのは、軽井沢レイクガーデン。
ここは、オールドローズを中心にしたバラ園で有名ですが、湖の周囲に自然の植栽を配して素晴らしい景観を作った広大なガーデンです。
元々の天然林も最大限に生かしながら、人の手を加えた広大な敷地ですが、景観のデザインが優れていて、どこを写真に撮っても絵になる、素敵なガーデンです。
全ての遊歩道に、木のチップが敷き詰められて、長い時間歩いても疲れない、そして雨の時も泥で靴が汚れないありがたい歩道です。
草花などの植栽や、高木の配置、湖のほか随所に小さな水流も作って、自然に微生物や昆虫を呼び込み、そして鳥類が訪れるという、ビオトープ作りがなされています。
そのために、構造物の素材も、エイジングの効く自然な素材のものを多く使っています。
本当に鳥の囀りが多いのですよ。
でもこの季節の主役は薔薇です。
関東の平地では終わってしまいましたが、こちら軽井沢は最盛期でした。
イレブンシスというお洒落なカフェもあり、美味しいキャロットケーキと紅茶をいただきました。
軽井沢の記事続きます。