群馬県の森の中に行って来ました  森の中は独特の周波数

小さい旅

画像:いろいろな種類の木がある雑木林

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今日は仕事が完全にオフなので、群馬県へ温泉と紅葉のドライブして来ました。
明日も演奏の予定があるので、ヘタッピになったピアノの練習も、と一瞬思いましたが、旅の方を選びました。
旅にしてよかったです。

ムラサキシキブの実

鮮やかな秋の空と、色付いた森、木の葉の間を通り抜ける風、鳥の声、落ち葉と土が混ざった独特の森の香り、渓谷の清流、全てが私を出迎えてくれました。


森の中って、来てみてはっとするような、特別の周波数があります。
来るたびに、ああこれこれって、懐かしいような忘れていた感覚を呼び戻してくれます。

私がよく行くのは、関越道沼田インターを下りて、国道120号を日光尾瀬方面へ40Kmくらい走り、平川の交差点を左折して、県道をしばらく走ります。そこから脇道を2つほど選んで、小さな集落を抜けて山奥へ入っていきます。標高はかなり上がっていきます。
その先は内緒です。

誰も訪れない、静寂の森があります。
静寂と言っても、森の中固有のいろいろな音がします。
夏のように虫の声はしなくなりましたが、鳥の声は多いですし、渓流の水の音と、あとは、木の音ですね。
木の音って、素晴らしいのですよ。葉が風で揺れる音は当たり前ですが、長くいると幹や枝の軋む音が小さいですがわかるようになってきます。これが、実に様々な周波数で鳴っているのです。
ひょっとして、私だけに聞こえているのかもしれません。きっとそうでしょう。
私は、中学生の頃から、一人で山登りをしていましたが、その頃から、木の幹や枝の軋む音が聴こえていました。

登山者が訪れるような山だと、必ず人間とすれ違うので、意識が精妙になりません。
ですから、登山者が来ないような、たまに地元の人、林業関係の人しか来ないような場所が最適です。
そして森は、杉やヒノキのような針葉樹や植林された森でなく、広葉樹の多い雑木林が良いです。
私は、この森の独特な音と、香りを味わいに行く時は、観光の人が行くところにはいきません。

今日は、私が森の中にいる間、1時間半くらい、誰一人私の周りには存在しませんでした。
森の中に一人、しばらくいました。落ち葉の中をサクサクと少し歩いてみました。

良かったなー。

こうして私は、たまにですが、集合意識と完全に離れた時間を持つようにしています。
いつからか、森に行くこと自体が、瞑想になっていたのです。

もう過去世のように、目を瞑って座って、はい瞑想って、全くやる気がしないので、自分に合った瞑想法です。
ただ、森の中にいる。そして歩いてみる。

なんか、気が滅入っている、理由はわからないけど最近元気が出ない、なんていうかたは、山に行くことをお勧めします。
人が全くいないような場所でなくても良いと思います。
きっと、行ってみないとわからない、何かが変化すると思います。

今回も、良い旅でした。

帰りに、源泉掛け流しの温泉に立ち寄りました。

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リンドウの季節です。

 

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