津留晃一さん VOL.5・・・意図する

津留晃一さん

画像:池袋「自由学園・明日館」にて

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VOL.4まででは、「自分がやらなきゃ」という価値観が、内側に大きく横たわっていることを書いてきました。
この価値観がベースにあって、お金に対する恐れをはじめ、働かないことへの罪悪感などを、強固なものにしているということを書いてきました。
この「自分がやらなきゃ」という価値観を手放しながら、新しい生き方を模索していくのです。
そんな中で、一番必要なのは、どんな風に生きていくかというイメージだと思います。
「風」と書きましたが、これが大事かなと思っています。
ここで、具体的な仕事の種類とか言える状態の人はそれをやれば良いですよね。
でも、私のように、単に「離職」を選択した人は、そうはいきません。
だって、そもそも私の場合は組織が苦手、働く事が好きでない魂なので。
ですから、私の場合は、「こういう風な人生で生きていく」、というイメージです。
イメージの意図です。
イメージといっても、強烈でなくてはなりません。
「意図」になりませんからね。

それでは、VOL.5

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津留晃一さん(その5)「意図する」。

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津留晃一さんとは個人セッションで4回、講演会で1回会う機会がありましたが、4回目に笑いながら「もう来なくていいでしょう。」と突き放された?ので、それ以来お会いする事はありませんでした。
1997年7月公務員を辞めてから、日々浄化のワークなどやりながら我が子と一緒に遊んでいました。
朝から都内のドトールコーヒーで精神世界系の読書で時間つぶしたり、同じような感性の友達と旅行に行ったり、そんな「しあわせ感」いっぱいのプータロー生活で、1年近く過ごしていました。
当時、わずかな退職金があったので、私と妻と1才半の子と3人で、またHawaiiに3か月旅行に行きました。大好きなMauiです。
コテージで自炊の長期滞在ですが、Mauiは、ベジタリアン人口が多く小さな田舎町のKiheiにも自然食品店があり生活しやすいです。
最後は現地の人のようになっていました。
この旅は最高でした。仕事辞めてよかったと、心底思いました。
そこでほとんどのお金は使い果たしました。
こんなにすばらしい旅から帰って来て、待っていたのは「恐れ」です。
やはり「こんなことやってていいのか」、という恐れ。
ある事に気付きました。
この「恐れ」があるという事こそ、浄化の旅に船出をしている確かな証拠であると。
限定された世界から、いったん自由になると、今まで隠されて来た「恐れ」というエネルギーが表面に浮かび上がって来たという事です。
「恐れ」に面と向かう。逃げない。
逃げると相手はどこまでも追っかけてくる。
またお金を得るために、就職なんかしたら、「恐れ」は消えるだろうか?
けっして消える事は無いのだ!
いったん隠されるだけで、わたしのオーラ・フィールドには、永久に「恐れ」は残っているのである。
なぜならそれは、エネルギーだから。
私が魂として進化するとしたら、このエネルギーを浄化しない限り次のステップに進まないという事です。
大きな発見でした。逃げるわけに行かないのです。
あーあ、じゃあ取り組むか、、、てな感じです。
このころには、かなりガイドさん達にきたえられたのか、ビビらなくなってきました。
津留さんの、言葉です。
「恐れなくなるには、慣れてしまえばいいんです。」
私も「働かないと生きていけない。」という価値観を手放して、いったん離職はしたわけですが、3次元で生きているのだから、なんらかの収入が入る方法が必要なわけです。
それでも、これまでのような、食べるために人生を切り売りして働くという種類の生き方に戻っても、それはただ転職しただけという事になります。
そこで私の場合ですが、次のように決定しました。言い換えれば宇宙に対して要求しました。
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《私は、会社やいかなる組織にも属さず、時間が100%自分で管理出来る自由な仕事をする。

休みたいときに仕事は休み、逆に仕事が乗っている時は、何時まででも出来る、こんな仕事をする。》
と意図しました。

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「意図するという事は、それ以外を選択しないという決断でもあります。」

この辺のインスピレーションは、津留晃一さんもありますが、その頃読んでいた本「プレアデス+かく語りき」、「神との対話」からの影響かもしれません。
家も前年に建てたので、住宅ローンがあり子供も居るので、それに必要な収入は宇宙が用意してくれる、と決めました。
その方法も、全て宇宙に要求するのです。
必要なもの全てです。
きっとそんなことが起きてくる、と不安を払い、信頼に持っていきます。
親や友達の援助だけは、絶対に受けない覚悟で、とにかく必要なものは、全て宇宙にあるはずですから。
ましてこんな考え両親や友達には、話せません。
頭が変になったとしか思われないでしょうから。
実際自分でも、おかしいんじゃないかと思った事もあります。
そんな存在がいたのでしょう。
すぐに「恐れ」が頭を持ち上げてきます。
でも出てきた時は浄化のチャンスです。
そんな「意図」の後、退職してから10ヶ月くらいあとです。ついに起きてきました。

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写真:4月下旬の尾瀬ヶ原と至仏山

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